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気とは

人は、通常は五感を通して外からの情報を得たり外からの作用を受けたりします。五感を通さず外から情報を得たり作用を受けたりする場合は、五感で捉えられない“気”が情報やエネルギーを伝えるものと考えられます。

 “気”は、物理的には、ガス状の流動する物質とか、微小な粒子というイメージがあります。心身統一合氣道会の藤平光一氏は、無限に小なるものの無限の集まりが“気”(藤平氏は”氣“と表現している)である、と述べています。一方、大正時代末期に臼井甕男氏が始めた手当てによる治療(霊気療法)の霊気は、波動であると捉えているようです。量子力学では、粒子と波動は同じもの(異なる側面)と捉えますので、いずれが正しいということではないようです(両方とも正しいのでしょう)。

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 五感で捉えられない「何か」による情報やエネルギーの伝達という意味では、電磁波による情報やエネルギーの伝達と類似しています。ただし、誰でもが同じようには“気”による情報やエネルギーの伝達を体験できず、再現性もなく、かつ、その情報の伝達がどのようなメカニズムによるものか現在の科学では説明できない点が、電磁波による情報やエネルギーの伝達と大きく異なる点です。

 昭和の初めに「手のひら療治」として手による療法を広めた江口俊博氏は「万病ことごとく治るとは申しかねますが、大抵の種類の病気は治ります。」と述べています。江口氏は手のひらから「いのちの波」が出ると表現しています。ただしその後も手当療法は社会に治療法として広くは認知されていないことから、その効力は限定的であるとも言えるでしょう。実際には、お医者さんによる治療も万能ではないことから、病気治療というものは、もともと限定的なものであると考えるのが良いようです。

 現在の科学でも医学でも“気”の作用は十分には説明できませんが、この作用を利用して健康を増進したり病気を治療した例は、限定的ではあっても多数報告されていることから、治療の可能性のある一つの方法として試してみることは十分価値があることと思われます。


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