(1) この宇宙には“気”が満ちており、“気”は自分の意識に従って動くようです。息を吸いながら宇宙にある“気”を丹田(お腹の真ん中あたり)に集め、息を吐きながら丹田から腕を経由して手のひらや指から“気”が出ていくと意識する(なんとなく意識する)と、手からスムースに“気”が出ていくようです。この意識のことを意念とも呼びます。自己暗示で、手が熱くなったり重くなったりすることがあることは良く知られていますが、“気”を出すのも、それと似た現象かもしれません。この時の呼吸はいわゆる腹式呼吸で、吐きも吸いも普通よりやや遅め(2、3割程度遅めの感じ)とし、吐きから吸いの変わり目の一時停止、吸いから吐きの変わり目の一時停止を、一瞬意識すると良さそうです。
(2) 意念は、息を吸うときよりも、息を吐く時の方が、よく効いて気がよく動くようです。息を吐ききって、吸いに転じる時が、効きが最大になるようです。整体法にくわしい片山洋次郎氏によれば、整体の世界でも、この「吐く」から「吸い」の「間」は、非常に重要と考えられています。