English

手からの“気”の出し方

(1) この宇宙には“気”が満ちており、“気”は自分の意識に従って動くようです。息を吸いながら宇宙にある“気”を丹田(お腹の真ん中あたり)に集め、息を吐きながら丹田から腕を経由して手のひらや指から“気”が出ていくと意識する(なんとなく意識する)と、手からスムースに“気”が出ていくようです。この意識のことを意念とも呼びます。自己暗示で、手が熱くなったり重くなったりすることがあることは良く知られていますが、“気”を出すのも、それと似た現象かもしれません。この時の呼吸はいわゆる腹式呼吸で、吐きも吸いも普通よりやや遅め(2、3割程度遅めの感じ)とし、吐きから吸いの変わり目の一時停止、吸いから吐きの変わり目の一時停止を、一瞬意識すると良さそうです。

(2) 意念は、息を吸うときよりも、息を吐く時の方が、よく効いて気がよく動くようです。息を吐ききって、吸いに転じる時が、効きが最大になるようです。整体法にくわしい片山洋次郎氏によれば、整体の世界でも、この「吐く」から「吸い」の「間」は、非常に重要と考えられています。

説明用の画像

(3) 自分の中に元々ある“気”を出すと意識するのではなく、宇宙の“気”を一旦自分に取り込んで、自分を通して流れていくというスタンスが良いようです。自分の“気”を出すと意識すると、治療により自分の気が欠乏し枯渇するという意識に陥るようです。

(4) 宇宙から自分の丹田、自分の丹田から自分の手、自分の手から外への気の流れができてしまえば、あとは、しばらくは、ひとりでに、宇宙から丹田、丹田から手のひら、手のヒラから外へ“気”が流れ続けます。

(5) 人の意識は必ず揺動する(揺動は意識の本質で、揺動しない意識はありません)ので、少し時間が経つと、意念が無くなったり、他のことに意識が流れていきます。気が流れなくなったことに気づいたら、また、息を吸いながら宇宙にある“気”を丹田に集め、息を吐きながら丹田から腕を経由して手のひらや指から“気”を出ていくと意識します。気の流れが弱まったり、止まったり、また流れ始めたりの繰り返しが、自然の気の流れのようです。

(6) “気”は手のひらの労宮や指(中指や人差し指)から強く出るように思えます。“気”が出る状態の時は、手のひらがチリチリ(ビリビリ)するような感触があります。実際手のひらがピンク色や白とピンクのまだらになることがあります。一部の人は、労宮が振動しているような感触と述べています。ただし、チリチリ(ビリビリ)する感覚が強いほど、”気”がたくさん出ているわけではなさそうです。むしろ淡い感じの方が”気”がスムースに出ていくような気もします。


目次


本サイトは個人の研究・実践記録です。医療行為を目的とするものではありません。