(1) “気”を出す能力、“気”を受ける能力は生まれつき差があるようです。訓練(気功、坐禅など)により“気”の送受の能力は上がるようです。生まれつき、人によって、運動、音楽、語学、等々の能力の差はありますが、訓練により誰でもその能力を上げることができることと同じことのようです。
(2) “気”の送り手(施術者)による気の受け手(患者)への手当療法は、 “気”の通りが悪くなった患者のかわりに、施術者が宇宙からの“気”を受けて、患者に流すようなイメージで捉えることもできます。この場合、施術者は“気”の受信装置で、施術者の手のひらは、患者につながるための接続部のようなものです。施術者からの補助がなくても、患者の“気”の通りがよくなった状態が回復です。
(3) “気”の送り手も受け手も、心が平和(自己執着の心が少ない状態)だと、手当療法の効果が高いようです。受け手の心が乱れている場合には、送り手の心が十分平和でないと、逆に送り手の側の体調が崩れる場合があるようです。これについては、「手当療法にあたっては患者の因縁を受けないように注意せよ」と昔から言われているようです。手当などの治療家は寿命が短いことがあると言う人もいますが、このような事情によるものかもしれません。手当療法の実践にあたっては、受け手だけでなく、特に送り手の心の平和がとても大切です。
(4) 送り手の心に、「治してやる」、「治療の能力者として尊敬されたい」、「治療の対価を得たい」、などの自己執着の心があると、治療のための「気」はあまり放射されず、受け手の拒絶反応もさそうことから、手当療法の効果は減じるようです。人は自己執着の念から逃れることはできませんが、自己執着に気づいたら、できるだけ手放すようにするのが良いようです。
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