・過去を悔やまず、未来を心配せず、今ある恵みを感謝して味わいましょう。これにより「自己執着」の少ない生き方ができます。「感謝」は「自己執着」を小さくする魔法の杖です。生きている限りどんな状況でも何らかの恵みがあるので、その恵みをいつも感謝して味わえば、一生幸せでいることができます。
・自己執着しているとき、多くの場合、心は“今”と離れたところにあります。“今”に集中することにより、自己執着から離れることができます。
・あなたが不当に扱われていると感じた時、ちょっと考えてみましょう。あなたは、それらと比較にならないくらいの多くの恵みを自然からもらって生きています。心臓は動き、呼吸もでき、動いたり、考えたり、まるで奇跡のようなことが自然から与えられています。生きていること(自分が存在していること)そのものに感謝できれば、この世での究極の幸せを掴んだことになります。
・頭の中で感謝しようと思っても、感謝する気にならないこともしばしばあります。そんな時は自分の手とか足をじっと見てみましょう。じっと見ているうちに、自分を生かすために、血が巡り細胞が働いてくれているという実感とともに、自分が生かされていることに、感謝の念が自然に湧いてきます。
・私たち命を持っているものは全て源流は同じ、なぜなら世代を遡っていけば最初の生命体に帰するから。同様に、この世に存在するものは全て源流は同じ、なぜなら過去に遡っていけば、最初の物質創生つまり宇宙の創生に帰するから。この世の全てのものは大元は一つ。自他という認識はエゴを持つ私たちの錯覚。この錯覚を小さくすれば、つまり自己執着を小さくすれば、悟りがひらけ幸せに近づきます。
・私たちは、見たり聞いたり感じたりすることのできる世界(3次元の物理的世界)、思考や好悪や執着の世界(脳の世界)、直感の世界(魂の世界すなわち宇宙の法則の世界)、の3つの世界に住んでいます。ただしこれらの世界は連続していて境界はありません。後ろの世界ほど次元が高い世界であり、最も次元の高い直感の世界を大切にすることこそが、正しく、そして幸せに生きる秘訣です。なぜならこの世の全てを支配しているのは宇宙の法則だからです。直感の世界からの声は、「ふと思いつく」という形で届きます。執着心でこねくり回した結論よりも、ふと思いついた考えの方が正解だった、ということはよくあることです。
・心を緩めれば、体が緩み、健康になります。体を緩めれば、心が緩み、幸せになります。つまり、心か体のどちらかを緩めれば、健康で幸せになることができます。
・自己執着の念をとり除けば、自動的に宇宙の意思にチューニングします。すると、あなたの思うことが宇宙の意思そのものですから、思い通りの世界となります。
・ 自分や他人に対し、「・・・であるべきだ」という思いは、ほとんどの場合、自己執着からきています。たとえ、一見、正義のため、他の人のためと思えても、その思いが「自己執着からではないか」よく考えてみましょう。
・生きる原動力は、何か自分以外の者やことに役に立っているという実感から生じます。
・自己執着を取り除くのは、時として、とても難しいことがあります。自己執着自身が自己執着を取り除くのは困難です。そのような場合は思考を停止し、体を緩めることに専念しましょう。そうすれば自然のエネルギーが心身に流れ込み、自然に自己執着が小さくなります。
・自分の周りの世界は、実際には、自分が認識した結果存在するものなので、自分の意識で作った世界と言えるでしょう。その意味では世界は自分の中に内在する、あるいは、自分そのものと言っても良いのかもしれません。平和で幸せな世界だと意識すれば、平和で幸せな世界にいることになります。一見そう思えない事象があっても、今後望ましいものに変わると意識すれば、今でもその事象は平和で幸せな世界の要素になります。時間が経てば事象は必ず変化しますが、いつも今後望ましいものに変わると意識すれば、結局、いつも幸せな世界の要素です。実際、類は類を呼ぶ(引き寄せとも言われます)ことから、やがて、平和で幸せと思えない事象も無くなり、すべてが平和で幸せな世界の要素になります。
・言葉をともなう認識が念です。念は動的で電波のように自分の外に放射されるようです。放射された念は同じような念と共鳴します。つまり同じような念を引き寄せます。これも類は類を呼ぶということと同じ現象のようです。平和で幸せに関わる念を放射すれば平和で幸せな状況を呼びます。言葉は思うだけでなく、発声すれば自分にも聞こえ、フィードバック効果でなおさら強い念を生みます。平和で幸せにかかわる言葉を発すれば、より強く平和で幸せな状況を呼ぶことになります。平和で幸せに関わる言葉をできるだけ使うようにしましょう。使えば使うほど平和で幸せになるようです。
・お釈迦様の言葉に、「でこぼこ道(不安や不満などを感じる困難な境遇)を歩くには、道を平にしようとする(境遇を変えようとする)のではなく、でこぼこを感じない靴を履けば良い(不安や不満などを感じない心を持てば良い)」という教えがあるそうです(ひろさちや)。この教えも「自分の意識を変えれば環境も変わる」、すなわち前述の「自分の周りの環境は自分で作った世界」と同じことを述べているとも言えます。
・どうすれば、平和で幸せに暮らせるかについて、昔から多くの人々がさまざまな立場から教えてくれていますが、突き詰めれば、「自己執着の少ない生き方をすれば良い」という単純なことのようです。
・人の心は揺動するものですから、気づかないうちに自己執着にとらわれるのが常ですが、それに気づきさえすれば(これは自己執着だと自分でレッテルを貼りさえすれば)、その自己執着を手放したことになります。自己執着を手放すのも、それほど難しいことではないようです。
・自己執着を手放すことは、平和で心地よい自宅に戻るようなものです。折に触れ、意識して自宅に戻る(自己執着を手放す)ようにしましょう。
・この世のことは、自然も社会も自分自身のことも、すべて、分析すればするほど際限なく複雑です。一方、私たちにとって最も重要な「平和で幸せ」になるのは、上で述べたように単純なことのようです。原因と結果の法則の著作者ジェームス・アレンの翻訳をした坂本貢一氏は、ある人からその本を渡されたとき「人生なんて、とても単純なものなのよね」と言われたそうですが、これはまさに至言のようです。
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